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欧州CBDレポ14 日本へのメッセージ

2008.03.17
活動報告

とにもかくにも、保護地域作業部会、SBSTTA13は終わりました。
[ ]付き文書は、5月にドイツのボンで開催されるCOP9に持ち越されます。参加NGOの願いは、CBDが後退しないこと、次につながる合意を作り上げることです。

ここで、一人の方のメッセージを紹介します。メッセンジャーは、「COP9準備プロジェクト」チーム長のグンター・ミットラッハー氏です。かれは、ドイツのNGOフォーラムや自然保護リーグの共同プロジェクトとして立ち上がったCOP9に向けたドイツNGOのコーディネーターとして、活躍されている方です。

彼から、以下のようなメッセージを日本のNGOに対していただきました。

「日本のNGOや市民社会の皆さんには、政府と一緒に行動してほしい。今回の会議を見ての通り、政府レベルの歩みは遅く、NGOが後ろからプッシュしないと何も決まらない。ドイツとその次の日本がつとめるCOPのホスト国とは、すなわち、(接待役ではなく)会議の議長国であり、「190カ国の合意」をとりまとめる責任を負うことです。
CBD/COPを始めとする国際条約会議に、世界各国からNGOが参加しない(しづらい)会議は、いまや評価されません。この点だけをとってもNGOと国が一緒に協力することは双方に意味あることなのです。
その上、私たちのそれぞれの政府が立場を明確にし、議長として新しい合意を生み出すという困難な仕事を達成するためにも、そして国に市民社会を応援させるためにも、一緒にやっていくことが必要なのです。」

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「COP9準備プロジェクト」チーム長のグンター・ミットラッハー氏

(保全研究部 道家)

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