欧州CBDレポ2 ドイツNGO戦略会議
今週は、ドイツ/ベルリンにて、ドイツNGOフォーラムによるCOP9 100日前イベントに参加します。
これは、今年の5月、ドイツのボンで開催される生物多様性条約第9回締約国会議に先駆けて行われるNGO戦略会議です。今回の会議で、ドイツNGOの取り組みについての情報収集や、世界との連携体制を作り上げたいと思っています。
そして、来週からは、生物多様性条約の保護地域作業部会という会議とその翌週は生物多様性条約の科学諮問会議であるSBSTTA(サブスタ)という会議に参加します。
COP9で、COP10の日本開催が正式に決まるといわれていますので、NACS-Jとして、より戦略的に取り組むための情報収集が主眼です。
早速、ドイツNGOフォラームの様子を紹介します。
生物多様性条約はその対象とする範囲がとても広いのが特徴です。
そのため、ドイツのNGOグループは3つのテーマに絞り込んでCOP9にむけた主張を展開しようとしてます。
そのテーマは、
「遺伝資源から得られる利益の公正・公平な配分」
「保護地域ネットワークの確立とそのための資金メカニズム」
「バイオ燃料」です。
初日(7日)は、前者2つを中心に、パネルディスカッションが行われました。
(中身については、改めてご紹介します)
写真 パネルディスカッションの様子
(保全研究部・道家哲平)