リアルネイチャー・キャンプ番外編 「第5回 森の科学探検隊」
東芝×NACS-J
東芝が自然大好きな親子に贈る・・・森の科学探検の旅
2006年11月3日(金祝)~ 4日(土) 1泊2日
■場所 群馬県利根郡みなかみ町、赤谷エリア(群馬県と新潟県の県境です)
■対象 自然が大好きで、森の科学探検の旅をしてみたい親子
(お子さんは小学4年生~6年生)
■定員 親子2名1組で20組(申込者多数の場合は、抽選となります)
■期日 2006年11月3日(祭日)~4日(日) 1泊2日(温泉宿に泊まります)
■主催 NACS-J
■共催 株式会社東芝
■協力 赤谷森林環境保全ふれあいセンター
■機材協力 株式会社ニコン
■企画運営 プロ・ナチュラリスト佐々木洋事務所
この企画は、2003年度から始めた「AKAYA(赤谷)プロジェクト」の一環です。これまでNACS-Jと地域の方々
とがすすめてきた、この地域に生息する猛禽類と森との関係についての科学的な調査研究。その成果によってこの森は守られました。この企画は、これらの自然
に悪影響がないよう計画されています。また地域の自然へのインパクトの軽減、オーバーユースにならないための総量規制などに関する、自然環境の活用ルール
も検討しながら進めています。
森の科学探検隊に入ったら、いろんな体験が君を待っている。さぁ、本物の森で過ごす2日間の旅に出かけよう。
○森の科学探検隊は、エピソードⅠからⅢまで。いろんな方法で自然を体験しよう
- 赤谷の森を歩いて、自然(森や野生動物など)を観察しよう。物知りで楽しい講師が君たちにいろんなことを教えてくれるよ。
- いろんな道具を使って、自然を調べよう。
- 森の歩き方、装備品、安全対策などのレクチャーをします。隊員は安全面にも気をつけよう。
- みんなが探検隊として一致団結するための自然ゲームをします。
- いっぱい仲間を作ろう。
○エピソードⅠ
~生きもののくらしのふしぎ、
森と生き物のつながりのふしぎを知ろう
- 「いきもの村」で、センサーカメラを使って動物たちのくらしを探そう。
- 森を守っている人たちの話を聞こう。
- たくさんの野生動物が生息する赤谷エリアを探検し、足跡や食べあとから、どんな生き物がすんでいるかをみんなで推理しよう。自然界の忍者もいっぱい姿を隠しているから、みんなで探し出そう。
○エピソードⅡ ~夜の森と生き物のふしぎ
昼と違い、夜は動物が僕たちを見ている、そんなリアルネイチャー・ナイトを体験しよう。鳥や昆虫がどうやって鳴くのかを考えたり、超音波を出す生き物の音を探知機で探し出して、超音波を利用する生物の生態を知ろう。 満天の星空につつまれて、星を観察しよう。
○エピソードⅢ ~鳥の目で見るふしぎ
- 地形図から自然環境を想像して、絵にしよう。そして実際の場所へ行って比べてみよう。秋の色がついているかな。ゆっくりと山を登りながら、山の植物や動物たちがどのようにして一緒にくらしているかを見てみよう。
- 紅葉のしくみを考えてみよう。
- 注意が必要な生物の識別方法や対策をお伝えします。
- 雨でも行いますが、プログラムを変更する場合があります。
お父さん、お母さん、こんな体験旅行です
Real Nature(リアルネイチャー)という言葉には、パソコンやテレビを通した「バーチャルな」自然体験ではなく、「本物の」自然を体験していただくことと、「自然保護の意義と現実」を、体験を通してお伝えするという意味があります。群馬県みなかみ町・赤谷エリアは「多くの人の努力で残すことができた豊かな森」。ツキノワグマやカモシカなどの野生動物もくらす1万ha(10km四方)に及ぶ国有林が中心です。この体験を通して、「自然との共生」の意味や「生物多様性」が高いことの価値を実感できるでしょう。親子でこのすばらしいネイチャーワールドの一員になっていただき、ともに感動を創っていく担い手として、「リアルネイチャー森の科学探検隊」を結成します。
森の科学探検隊の隊長は、この2人です!
長濱陽介さん
(NACS-J自然観察指導員/赤谷プロジェクト地域協議会・環境教育研究会担当)
三国地域を中心に活躍しているナチュラリストです。地元ならではの自然のお話がいっぱいです。
佐々木洋さん
(プロ・ナチュラリスト)
日本では数少ないプロ・ナチュラリスト(自然案内人)として、国内外の各地をフィールドに、講師、講演、執筆、写真撮影、テレビやラジオ番組への出演・監修など幅広く活躍しています。
定員 | 親子2名1組で20組 (申込者多数の場合は、抽選となります) |
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集合 | 上越新幹線「上毛高原」駅に午前9:45集合
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解散 | 宿で14:30
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対象 | 自然が大好きで、森の科学探検の旅をしてみたい親子 (お子さんは小学4年生~6年生) |
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宿泊 | 「太陽館」
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日程 |
11/3(祭日) ~探検隊、赤谷の森を歩く
11/4(土) ~探検隊、赤谷の山を登る
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持ち物 | 初日のお弁当(唐揚は、スズメバチが好むので避けてください)、 雨具(山ではレイン・ウェア。天候によっては、急激に気温が下がる場合もあります)、タオル、ハイキングシューズまたは足首がしっかりした長靴(お持ちで あれば、ひざまでの丈のものが良い)、長めの靴下、防寒用の服装(セーター、フリース等は必携)、水筒(ペットボトルなどは、必ずお持ち帰りください)、 コップ、帽子、記録用具(フィールドノートまたは普通のノート、筆記具、お持ちならカメラ)、自然観察用具(お持ちならルーペ、ポケット図鑑等)、敷物 (少し湿ったところに座ることもあります)、虫除けスプレー、救急セット、常備薬、保険証、喫煙される大人の方は携帯用灰皿。歩くときには必要なものだけリュックに入れて、両手をあけて歩けるようにお願いします。貴重品は各自で管理をお願いいたします。全体での行動中には、写真撮影等の単独行動はご遠慮ください。山での携帯電話の使用はお控えください。
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申込方法 &問合せ先 |
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その他 |
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このフィールドは、多くの方の応援に支えられた 長年の自然保護活動の結果残すことのできた、「AKAYAプロジェクト」エリアです。
- 自然は不用意に採らず、折らず、捕まえず、 ゆっくりじっくり五感を使って楽しみましょう。
- 自然の豊かさをいつまでも大切にするため、生き物を持ち帰らないようにしています。リアルネイチャー・キャンプに参加される方は、必ずお守りください。
- ゴミは山の中に残さず、必ず人里までお持ち帰りください。 特に食べ物は野生動物の生活を乱し、駆除される原因となります。
- 歩道以外はなるべく歩かず、歩道から離れるときは、植生の踏みつけなどの自然への悪影響が少なくなるよう心がけてください。
- 今回は、釣りはご遠慮ください。
★リアルネイチャー・キャンプは、環境教育プログラムです
このリアルネイチャー・キャンプは、日本自然保護協会が2003年から、林野庁や地域の方々と協同で始めた「AKAYA(赤谷)プロジェクト」の一環で、主として日本自然保護協会会員を対象とした「環境教育プログラム」です。一般の会員の方々と共に、地域の自然情報の収集と蓄積を目的に、自然観察と調査研究活動が体系化されています。