IUCN勧告の履行を求める署名にご協力ください
▲第3回IUCN世界自然保護会議のもよう
2004年11月に開かれた第3回IUCN世界自然保護会議において、NACS-Jをはじめとする8団体が提案した、「ジュゴン・ノグチゲラ・ヤンバルクイナの保全を求める勧告」が採択されました。
前回(2000年)の会議で、これら3種の保護を求めるIUCN勧告が採択されたにもかかわらず、この4年間でほとんど進展していないことを受けて再勧告されたことは異例と言えます。
この署名活動は、ジュゴン保護キャンペーンセンター、ジュゴン保護基金委員会が呼びかけ団体となり、日本政府に対しIUCN勧告を履行するよう求める国会請願を行うためのもので、NACS-Jのほか、WWF-J、日本野鳥の会の3団体が賛同団体となっています。
IUCN勧告は国際条約と同等の重みをもっていることから、政府が誠意と責任を持って履行するよう、ぜひみなさまのお力をお貸しください。
NACS-Jは、長年、沖縄島やんばる地域の自然林の保全活動に取り組み、また2002年7月からは名護市東海岸において、市民参加による海草藻場調査「沖縄ジャングサウォッチ」を実施し、普天間飛行場代替施設建設予定地とされている辺野古海域が、良好な海草藻場であることを明らかにしてきました。