NACS-J自然しらべ2004今年のテーマ決定 「カタツムリをさがそう。」
でんでんむしむし、カタツムリ。最近見たのはいつでした? 一人ひとりが近所の自然をしらべる日本の自然の「定期健康診断」。それが「自然しらべ」です。NACS-Jは、全国から集まった情報をまとめて発表し、自然保護に活用します。
昔は近所の石垣にたくさんカタツムリがいたのに、最近は見かけなくなった気がしませんか。とくに殻の直径が3センチメートルを超えるような大形のカタツムリが。一方で、草原に住んでいたカタツムリや江戸時代に東南アジアから日本にやってきた、ちょっと小型のカタツムリが、人家の周辺で見られるようになっています。また、もともと九州に住んでいたカタツムリが人の手によって運ばれ、最近では、関東・関西・四国で見つかっています。
そこで、今年は、身近なカタツムリの世界に起きている変化を、探ってみたいと思います。この夏は、雨上がりには、お友だちや家族をさそって「カタツムリ」を探してみてください。カタツムリをみつけたら、シートの調査項目に従ってチェック。記入がすんだら、メールもしくは、調査シートのハガキ部分を切り取って50円切手を貼ってポストに投函してください。締め切りは、2004年8月31日です。
調査シート・ホームページ、ただいま準備中 事務局では、ただいま、参加してくださるみなさんにお送りする調査シートを準備中です。また、この調査シートの内容は、ホームページでもご紹介する予定です。
観察会などで調査シートを使ってカタツムリをさがしてみようという方には、ご希望枚数をお送りします。使用予定日、希望枚数、お届け先住所・名前・電話番号を、メールもしくはファクスでお送りください。また、ホームページの準備が整いましたらお知らせしますので、ご希望の方は下記へご連絡ください。(普及広報部・しむらともこ)
■主催 日本自然保護協会(NACS-J) |