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ムササビの主要生息域を新たに確認~海上地区会場計画モニタリング委員会の開催を

2002.12.26
要望・声明

2002年12月26日

海上地区会場計画モニタリング委員会
委員長 山本 幸司 殿

委員 吉田正人
委員 森山昭雄


海上地区会場計画モニタリング委員会開催の要望

日頃より海上地区の会場に係る環境保全にご尽力いただき感謝申し上げます。

さて私(吉田)は12月21日夕方、先般より問題となっている海上地区のムササビ(「レッドデータブックあいち2002」では準絶滅危惧種)の生息状況を現地調査いたしました。その結果、すでに博覧会協会がムササビを確認している、吉田川右岸(A)、里山遊歩地区(B)以外に、交流広場の北側(C)にも、ムササビの主要生息域であることを裏付ける皮剥ぎ痕を確認しました。

これまで博覧会協会は、適切な調査を実施するとして、海上地区会場計画モニタリング委員会の開催を拒んできましたが、環境影響評価書に書かれている事実とは異なり、海上地区会場がムササビの主要生息域に入っていることが明らかとなった以上、海上地区会場計画モニタリング委員会を開催し、博覧会協会による追跡調査方法の再検討、海上地区会場計画によるムササビへの影響の回避低減方法等について早急に検討が必要であると考えます。

以上の理由から、私たち2委員(吉田、森山)は、海上地区会場計画モニタリング委員会を工事の本格着工前に緊急に(1月前半までに)開催するよう要望いたします。

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